ケアレスミス 減らす方法 受験
対象:全ての受験生
ケアレスミスが多いから、本当はわかっているのに点数が今ひとつ伸びない。
こういう悩みを抱えている人は非常に多いと思う。
- 性格的にそそっかしいから。
- 普段から忘れ物も多いし。
- おっちょこちょい。
- 書くスピードが速い。
本当は分かっているのに。
それさえなくなれば志望校も突破できる。
と思っている方が非常に多いと思う。
二次試験のイメージですが、
ケアレスミスをすると、おそらくは不合格になるので本番はマイナーミスはあってもミスをすると不合格と思ってノーミスで取り組むべきです。
英語や国語などのミスは問題が連動しているわけではないことが多いので気にしなくていいです。
数学、物理のミスは連動するのでクリティカルになります。
数学でのミス、なくす方法
ケアレスミスに関しての個人的な意見です。
ケアレスミスは、実力不足ではないですが、練習不足だと思います。
- 数学の問題を解く時、方針や式だけ書いて、最後の計算を省略していませんか?
- 紙に答えを清書せずに、方針だけ頭に描いて、解答を見て方針があっていれば次の問題へ進んでいませんか?
方針が正解なら、理解できていると思うので、その後の細かい計算などは面倒です。
気持ちは分からなくもないし、そういう時期も必要かと思います。
しかし、実際に紙に書いて計算をしたり、これまで省略していたことを書いてみると、ミスするところはいつも同じ様なところです。
ミスなんていうのはそんなもんです。
性格なんかではないです。要は練習不足だと思います。
模試などでケアレスミスで悩んでいる人は、一度机に座って本番の気持ちで問題を解いて見ましょう。
だいたい同じようなところでミスをしているものです。同じミスを繰り返せば、そのうちミスも減りますので。
前ここでミスったな、なんと記憶が蘇ります。
結局、ミスが多いというのも実力といえばそれまでですが、ミスが多い状態というのは理解できていない、とか能力不足と考えるのではなくて、練習不足と割り切るのがいいでしょう。
せっかく理解できているし、能力も足りているので、あと一歩。
その様に考えて、あとは手を動かす練習と割り切って考えるのが良いでしょう。
物理、ケアレスミスの防ぎ方
物理はケアレスミスの答案は少ない、と言われます。
理由は、答え自体に意味があり、頭の中で物理現象と自分が出した答えが整合性があるかを想像できるからです。
例えばma=Fという答えを出した時に、質量と加速度をかけると力になる。
と頭の中で想像できます。
V=RIなので電流を多く流すと電圧が高くなる、という意味になります。
答えを出すたびに、その現象が正しいかをイメージすればミスをしていればすぐにその場で気付いて問題を解き直すことができます。
ある程度勉強が進めば、自然にイメージする習慣がつくため、物理を採点していれば、妙な答案が少なくなります。
答えを出した後に自然と頭の中で確認するので、変な間違いはその場で気付いて考え直すことができるのです。