センター対策
国公立医学部を目指している人は90%以上の得点率が目標になります。
仮にセンター試験が85%を下回ってしまうと、ほぼ負け戦になります。
理系科目は93%、文系で87%ぐらいで90%前後くらいの計算でしょうか。
理系科目
数学、理科でセンター試験をこける人がいますが、二次対策は万全でしょうか。
医学部合格レベルでは余程のアクシデントがない限りは数学、理科は9割は安定して取れるはずです。
センター試験は理系で失敗すると願書を出すところがない、などと予備校チューターの方が言うことがあるらしいです。
しかし、そもそも数学、理科ではどれほど失敗しても9割ぐらいは取れる様でないと、医学部試験の二次試験に対応できない可能性があります。
センター試験の模試や過去問を解いていて、7割台になるレベルの人は、そもそも二次試験が医学部レベルに到達していない可能性があります。
時期にもよると思いますが、しっかり二次試験対策を優先すべきでしょう。
文系科目
社会はきちんと勉強すれば90%以上はしっかり対策すれば取れるように安定すると思います。
国語がネックになる人が多いと思います。
特殊な医学部以外は国語が必要ないので、二次対策だけしていてもセンター試験は安定しないです。
国語は向き、不向きがあるので対策は非常に難しいと思います。
国語対策
しかしながら古文、漢文はある程度の練習で底上げは可能で勉強しやすいと思います。
センター試験にこだわらずに、いろいろな問題集や過去問の文章を読んで1年かけてゆっくり対策するといいでしょう。
急に成績が上がるものではないと思われます。
古典に関しては単語帳が充実しているので、授業中にでもチラチラ単語帳を読みながら授業を受けるのもいいと思います。
古文も漢文も読んだ文章量にある程度比例します。
文系の受験生に混じって、センターにこだわらずに対策することで安定したセンター対策が可能になるでしょう。
社会対策
日本史、世界史についての意見を書きます(私は世界史選択のため)。
歴史は暗記重視ということなので、教科書を前から読み始めて覚えようとする人がいます。
そういう時期も必要ですが、高校の定期考査などである程度教科書を読んでいれば教科書を読む必要はありません。
早くから過去問に手をつけましょう。
過去問を10年分丸暗記するつもりで取り組めば、センター試験はかなり得点率が安定すると思います。
また、時期別に問題を解くとするなら近代史から勉強する方が良いです。
問題の配点は現代史の方が多いし、現代史の方が今の現状と近いので想像しやすいからです。
コスパも含めて
- 過去問を解く
- 近現代から始める
の2つを意識するべきだと考えます。
まとめ
理系科目:二次対策していれば特に対策は不要
国語:現代文は向き不向きがある
古文漢文は1年かけてコツコツと。急には上がりません。
歴史:過去問に早めに手をつける、近現代から始める