医師の本棚

30代の男性医師。読んだ本の感想や医療情報、医学部受験のことを思うままに書きます。

個別対策講座 大学受験

とある大学に特化した個別大学対策講座があります

海外の大学

 

東大対策講座、京大対策講座

東大や京大を受験する生徒はこの辺りを受講しておいても良いと思います。

東大、京大への対策講座は各予備校のカリスマ講師が担当することが多く、非常に分かりやすいです。

しかも、東大の問題、京大の問題は特徴が強いし、その特徴を解説してもらえるだけでかなり助かるはずです。

なので、東大、京大の個別対策講座は受講をおすすめします。

 

阪大対策、名大対策、九大対策講座に関して

医学部を受験予定の人は必要ないかもしれません。

これらの大学は癖のある問題がそれほどたくさんあるわけではないです。しかも、医学部向けに授業をされるわけではないので、医学部を受ける予定の人は赤本を自分で解きまくったり、最後の追い込みをかける方が良いのではないでしょうか。

ただ、分かりやすく過去問、予想問題を解説してもらえるはずなので、受けて損はないと思います。

 

単科医大対策講座

その地域の単科医大対策講座。

奈良医大京都府医大、滋賀医大、和医大対策。

全く特化していない様に思うのですが、関西は単科医大が多いのでどうしてもこれらを混ぜた講義がされてしまいます。

しかし、どれかを受ける人は受講をおすすめします。

関西ではこの様になりますが、関東でも浜松医大対策等もあると思います。

 

おすすめ理由としては、やはり独特の試験問題ではありますが、同じ様な傾向がどうしてもある様です。受講しておいて、カリスマ講師が解説したら、一気に理解が深まることがあり得るからです。

 

地方大学の医学部対策講座

このことを説明したくてこの記事を書きました。

筑波大対策講座、岡山大学対策講座、神戸大学対策講座、大阪市大対策講座。

こういう講座は医学部受験生は受講する意味はありません。

簡単な問題ばっかり、と思うでしょうし、講義も退屈だと思います。

 逆に簡単で退屈、と思えなければこれらの大学の医学部は合格は不可能です。

 

医学部以外の人でも予備校が近い、とかであれば受講する意味はあると思いますが、わざわざ遠くから受講する意味はありません。

なぜなら、旧帝国大学以外の国立大学はオーソドックスな問題です。特化した講義もクソもなくて、標準的な問題が出題されるだけです。

しかも、これらの大学の対策講座を担当する予備校講師はカリスマ講師ではありません。講義もおそらくは、大したことないです。

ですので、頻出問題、標準問題、弱点克服。やることはたくさんあるはずです。

そちらを優先しましょう。