医学部再受験に寛容な大学
医学部再受験に寛容な大学
三重大学、滋賀医科大学、徳島大学、香川大学あたりは有名だと思います。
実際に知り合いなどがいると聞いてみるといいと思うし、予備校などもこのような情報を持っていると思います。
実際に在校生で3浪以上がどのくらいいるかを確認できるなら、してみるといいと思います。
上記大学は、再受験生が1割以上はいるので差別をしていないと思われます。
有名になってしまって、多浪、再受験に人がこのあたりしか願書を出せなくなってしまっているのかもしれませんが。とにかく差別は少ない方でしょう。
差別していると言われている大学に対しては、色んな意見があると思いますが、そこは仕方ないと割り切りましょう。
群馬大学は有名な裁判での事例もあるぐらいなので、あえて群馬大学に願書を出す必要はありません。
旧帝国大学は多浪は少ないですが、レベルが高い故で現役が多いだけだと思います。
多浪、再受験をわざわざ差別しなくても現役が多くなるだけで、旧帝国大学卒の再受験生は見たことあるので差別はないと思います。
厳しい大学
群馬大学、慶応義塾大学、大阪医科大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、(自治医科大学、産業医科大学、防衛医科大学校)
群馬大学の裁判の事例は有名ですね。
群馬大学の事例
年齢を理由に50代の主婦が不合格になった事例です。
学科試験では合格点に届いていた様ですが、小論文、面接、調査書なども試験に入っていて差別を受けたということで訴訟になっています。
医師になる頃には60歳。
証拠はありませんが、大学側も不合格にしたのだろうと容易に想像できます。
ただし、大学側も詳細は提示せずに証拠はありません。
しかし、合格点には届いていたということなので、小論文、面接、調査書など、数値化できないものを無理に低い点をつけたのは確実です。
この判決は少し極端な例なので、ほとんどの人には参考にならないですが、3浪以上の人は群馬大はやめておきましょう。
要は、二次試験で小論、面接、調査書など、点数化できないものを課している大学は年齢差別、女子差別をつける、といった大学の意図を組み込むことが可能です。再受験の人は二次試験に好きな様に大学側が操作できる科目(小論文、面接、調査書)を課している大学は避けるべきです。
面接、調査書はどこも必要とは思いますが、再受験の人はその二つは現役よりも不利になっていると思って二次試験で頑張る、ぐらいの気持ちが必要と思います。