医師の本棚

30代の男性医師。読んだ本の感想や医療情報、医学部受験のことを思うままに書きます。

医学生 アルバイト

医学生はどんなアルバイトをするか?

Inn, Gastronomy, Economy, Tavern, Chairs, Sit, Eat

メインは塾講師や家庭教師

一番メジャーなバイトは塾講師や家庭教師などです。

もちろん、普通の飲食店よりも時給がいいからです。

時給が良くて、しかも自分が得意分野を活かせるということで選択する人が多くなります。

家庭教師は先輩が卒業する時に引き継ぐとか先輩が家庭教師をしていて、その家の知り合いの子供を教えるとか。

いわゆる口コミの様な方法で紹介されたりしてバイト先をゲットします。

飲食店

単にお金だけではなくて、社会勉強も兼ねて、とか興味本位で。とか。

(お金目的でなく、社会勉強のためバイトというのは社会を舐めている様にも思いますが)

中には、人との出会いを求めて、とか。

とにかく家庭教師にはないお金以外のところに魅力を感じて飲食店などでバイトする人もそれなりにいます。

忙しい部活や勉強、授業の合間を縫ってバイトをするので5年生、6年生ぐらいになると少しずつ飲食店系は辞めていく人が多い様に思います。

居酒屋

 完全に興味本位でやる人が多いと思います。

医学生で生活に困って夜中まで働く、という人はほとんどいません。

私立医学部なら親は裕福だし、国立なら奨学金を借りることができます。

お金が必要なら、塾講師などをやる方がいいです。

ただし、私の経験上ですが、居酒屋のバイトが続く医学生は少ない様に思います。

そもそも激務である上に、給料がそれほど高くないです。

高校時代はガリ勉系であった人がほとんどなので、居酒屋の店員とウマが合う人が少ない、とういのも理由の1つではないかと思います。

よって居酒屋で働いている人と、気が合う、という医学生も少ないので長続きしない人が多いのではないでしょうか。

もちろん、医学生にも結構色々な人がいるので一概には言えません。

 

そもそもバイトが必要か?

医師になったら、学生時代に稼いだ額はちっぽけに感じることは確かです。

ただし、いくら医学生といっても、部活と勉強だけだと結構暇になります。

部活に入らないと、それこそ結構やることがなくなるので、ほとんどの学生は少しくらいはバイトをしていたと思います。

生活のために、というなら奨学金はかなりの額を借りることができます。

金利、というのも多いので(親の所得によっては借りることができませんがそういう人はそもそも奨学金は必要ない)借りるという選択もありだと思います。

結論として、生活のためのバイトは必要ないが、少しぐらいのバイトはしてみた方がいいのではないかと思う。

ただし、バイトするぐらいなら英会話を習うとか、旅行に行く、など、もっといい時間の使い方はある様に思います。彼氏、彼女との時間に使うのもいいと思う。