消化器外科 おすすめ学会3選
若手消化器外科向け
多くの学会があります。
メジャーどころでいうと
すごい数ですね。
他にも色々あると思いますが、大体はカバーしています。
私もこの中で8つの学会の会員です。
この中で、早めに入っておくべきなのは限られています。
研修医から入っておく方が良い学会
大腸肛門病学会、消化器病学会、消化器内視鏡学会です。
ちなみに消化器病学会、消化器内視鏡学会は消化器外科医は入らない人が多いので、
別に必須ではありません。興味があればで良いと思いますし、私も消化器病学会は入会しておりません。
大腸肛門病学会が早めに入ったほうが良いのはジオンの治療を行うためには資格が
必要になるからです。
ジオンの治療は入会して、年に何回かある講習を受けて初めて、施行する資格が与えられます。
施設によってはジオンはやっていないかもしれませんが、講習を受けておくだけで
資格が与えられるのでオススメです。
また、大腸肛門病専門医は申請時に継続5年以上本学会員である必要があります。
同様に、消化器病学会、消化器内視鏡学会も専門医取得に学会に5年以上入会している必要があります。
取得する専門医から逆算して、
上記3つは少なくとも早めに入って、試験を早めに受けるのが有利と思われます。
その他の学会は必要になったらその都度入会する形で良いでしょう。
全部まとめて一気に入ると、お金がもったいないです。
入会する学会に関してはよく考えて入会することをオススメ致します。
3年目以降に入会しておくべき学会
日本外科学会
日本外科学会は上司から入会するように勧められるでしょう。
外科専門医の予備試験を受けるのは5年目なのでその時までに入会すれば問題ないのでそんなに急ぐことは特にないでしょう。研修医になってすぐに入っても、毎年の年会費がもったいないです。
予備試験対策の書籍は
消化器外科学会
消化器外科専門医は消化器外科専門医試験を合格すれば取得することができますが、受験資格が結構複雑なので簡単に記載します。
申請の手続きも結構煩雑なので一人でやらずに同僚や先輩たちとよく確認しながら手続きを奥なうと良いでしょう。
- 外科専門医であること.
- 継続3年以上本学会会員であること.(2017年12月31日までに入会していること)
- 臨床研修終了後,指定修練施設で通算4年間以上の修練を行っていること。
- 別に定める業績を有すること(消化器外科に関する論文3編(内1編は筆頭であること)と筆頭者としての研究発表を3件以上.*1
などが要項にあるので逆算して入会しておくと良いでしょう。他にも学会発表や学会参加など条件があるので少し早めに入会しておけば最短で消化外科専門医が取得できるはずです。
過去問がHPにupされているので全てダウンロードしましょう。
消化器外科専門医の対策の問題集(必須)
余裕がある人はこちらも。2冊マスターする余裕があるなら。
他には肝臓専門医、肝胆膵外科学会の高度技能、日本内視鏡外科の技術認定など、資格と呼ばれるものはたくさんあります。
資格があれば手術が上手い、臨床が有能である、ということとはあまり関係がないような気もしますが、取れるものは取れるうちに取得するのがいいと私は思っています。