【英語】英単語ターゲット 1900
オススメ度：★★☆☆☆
対象：中堅私大以上で英語が必要な受験生
非常に幅広い受験者層に対応した英単語の参考書。
学校単位で購入している場合もある。
多くの受験生に使用されているので、この参考書で取り上げられている単語に関しては、ほとんどの受験生が習得済み、となっている可能性が高い。
つまり、ここに載っている単語を知らなければ、不利になる可能性がある。
英語について
英語なしでオーソドックスな大学受験を乗り切ることはほぼ不可能と考えていいだろう。理系、文系をまだ迷っている場合でもどちらを選択しても英語は必要になる。
しかも、数学や物理などと違って、英語は努力が正確に現れる分野なので、時間を割くのに十分値する。
よって英語は中学、さらには小学生の頃など、少しでも早く学習を始めて、それを継続するのが一番の近道である。
私は高校生時代、英単語に関しては、単語帳を使ってそれだけを暗記する、という方法は取らなかった。
わざわざ英単語を暗記する時間をとるよりも、少しでも文章を読んで、その都度出てきた単語を覚えるようにしていた。
その方法だと、その単語はすぐに忘れるが、頻出単語はまた英文を読んでいると、再び出てくるのでその時に覚え直すという方法をとっていた。
英単語ターゲットの使い方
わざわざ英単語ターゲットを読んで覚えるという方法は取らなかったが、学校で買わされたので、せっかくなので使用した。
使用方法は、１日１つだけ、知らない単語を覚えるようにしていた。
私の場合は学校が終わって、帰宅前のホームルーム（今の高校でもあるのでしょうか？）の時に知らない単語を一つだけ覚えるようにしていた。
１９００語あるので全部終わるのに５年かかると思われるかもしれませんが、もともとこの本に期待していなかったので、何もしないよりマシという感覚でした。もちろん、知っている単語を飛ばして行くのでそれなりに網羅できたと思っている。
この本は単語一つにつき、例文が１つ載っているので、単語と例文１文をホームルームの合間の内職として用いるのに丁度よかったのです。私はこの方法を取るようになってから、ホームルームの時の単語１つが、１日の楽しみの一つになったので、うまくハマれば、息抜きがてら、単語の勉強になるかもしれません。
人によっては、食事前、寝る前など、自分にあった方法で使用してみてはいかがでしょうか。
知らない単語がたくさんあるようなら、この本を本格的にマスターする時間を取っても良いと思うし、なんらかの単語帳を持っている方はそれぞれの使い方をしてみても良いかと思われる。
